「義経・しづか」の22年目のランデブー!


SHIZUKA.jpg 22年間の思いを込めた「義経号」と「しづか号」との再会ランデブーが、9月1日小樽交通記念館で実現する。
同館に展示されている「しづか号」が首を長くして待つ「義経号」が、はるばる海を越え、大阪からやって来て、懐かしい手宮の地で、22年ぶりのランデブーを果たす。
 「しづか号」と「義経号」は、同じ型式(7100形)の蒸気機関車で、1884年(明治17)にアメリカで造られ、翌年手宮で組み立てられた。両号とも道内初の鉄道の、手宮−札幌間を結ぶ「幌内鉄道」で活躍。
 「義経号」は大阪の交通科学博物館にいたが、22年ぶりに「しづか号」に再会するため、はるばる日本海をフェリーで渡ってやって来た。両号の再会は、これまで3回あり、今回は4度目となる。前回の再会(1980年)から22年ぶり。大阪から舞鶴ー小樽のフェリーに乗り、運賃600万円をかけ、小樽にやって来た。
 両号の再会ランデブーの除幕式は9月1日(日)11:00からで、開期は10月14日(火)までの44日間。この特別展は、総予算1,500万円をかけた、同館の今年最後のビッグイベント。9月7・8日の両日は、17:30から19:00までライトアップされる。写真は対面を待つ「しづか号」