旧手宮線に手作り列車登場!


kantera.jpg 小樽市交通記念館で、蒸気機関車「義経号」と「しづか号」が、22年ぶりの再会ランデブーを果たす機会に、31日旧手宮線跡地で、「手宮線あんどん・カンテラ祭り」が開かれ、“手作り列車”も登場、子供たちに引かれゆっくりと走行した。
 旧手宮線は道内初の鉄道で、手宮ー札幌間を結ぶ「幌内鉄道」が走った。「義経号」と「しづか号」も、この旧手宮線の石炭輸送の要として重要な役割を担った。この両号の再会ランデブーが、9月1日に行われるのを記念し、旧手宮線を手作りのあんどんとカンテラで飾るのが今回の祭り。旧手宮線跡地の線路沿いに、明峰高校生らが制作した手作り列車や、張り子のピカチューやドラえもん、今話題のスパイダーマンなどに明かりが灯され、線路を照らした。誰でも参加自由なカンテラの製作体験や、完成したカンテラに明かりを入れ、跡地を散策する人たちで賑わった。
kantera1.jpg 会場となった手宮線跡地では、“カンテラ祭り”会場の先で、ひと足早く“小樽鉄路写真展”が開催されていて、名残りの夏の夜を楽しむ市民が、両方を行き来し、活気のあるものとなった。9月1日の2日目は、1日目と同じカンテラ作りと共に、10:00より17:00まで、足漕ぎ式トロッコの試乗も行う予定。