於古発川の年に一度の大掃除!


clean.jpg 市内の観光名所“小樽運河”の浅草橋脇の於古発川で、「沈砂池」の年に一度の大掃除が行われている。
 小樽運河食堂脇の於古発川は、この大掃除のため川が塞き止められ、沈砂池に推積した土砂の浚渫工事が進行中だ。
 「於古発川沈砂地浚渫工事」は、小樽市土木部土木事業所が行っているもので、小樽浄化センターが施工している。
 浚渫処理するのは、於古発川126立方メートル、沈砂池504立方メートルの計630立方メートル。
 浚渫工事は、土砂の推積により川幅の断面が少なくなるのを防ぐとともに、水質に影響を及ぼす運河浄化対策の一環として、年に一度行われているもの。
 工事期間は、12月16日(月)から1月24日(金)までの看板が立てられているが「工事予算は740万円で、工事期間は2週間延長し、2月7日(金)までの見込み」(市土木部土木事業所)という。
 於古発川は、小樽運河に連なり、小樽港へと注ぐが、この工事により、観光各所の小樽運河の水質が向上することを、市は期待している。運河に流れ込む市内の色内川・手宮中川・於古発川の3河川には、それぞれ「沈砂池」が設けられており、年に一度の大掃除がそれぞれの河川で毎年行われている。