老人施設「はまなす」が、巨額の不正受給?!


 市内塩谷にある介護老人保健施設「はまなす」が、非常勤の栄養士らの勤務実態を常勤と偽り、巨額の介護報酬を不正受給していた疑いが強まった。
 「はまなす」(塩谷2・100床)を運営するのは、社会福祉法人北海道済生会で、同会は、市内で、済生会小樽病院(旧北生病院)と、済生会西小樽病院(旧国立療養所小樽病院)の2つの病院も経営している。
 21日「はまなす」に、道や保健所などが、介護保健法に基づく監査を行った。これにより同施設が、非常勤の栄養士らを常勤と偽り、2年間で数億円にのぼる不正受給をしていた実態が浮かび上がった。同施設は、不正と認定されれば、不正受給額を返還するとしている。
 この不正受給の疑いについては、昨年11月に、市に匿名の電話による通報が寄せられていた。