「永倉新八・浪士報告記事始末」 (2003/03/09)

nagakura.jpg 小樽に縁のある新撰組の重鎮、永倉新八を題材に、大正時代の小樽を舞台に描かれた創作劇「永倉新八・浪士報告記事始末」が、8日(土)午後6時と9日(日)午後2時に小樽市民会館(花園5-3-1)で公演された。今回の公演は小樽市民劇場の第十六回公演にあたり、財団法人北海道文化財団との共催による、合同公演となった。

 小樽市民劇場は昭和42年の第一回公演から、制作・演出ともに小樽市民で進められ、それを小樽市民が鑑賞するというスタイルを貫いてきた。中央から舞台芸術を招聘せずに、全てを市民自らの手で実施する取り組みは、芸どころ小樽の伝統の賜物だ。

 ドラマのエピソードは、フィクションであって、永倉新八その人を描いたものではない。大正初期の小樽を舞台とした幻想劇だ。港町小樽を浮き立たせる大正モダンの灯。弦歌さんざめく頽唐の陰で、なお息づく闇の刃が永倉にせまる。永倉は悠々の余生を小樽で送っていたが、実歴談『新撰組永倉新八』が小樽新聞に連載され、身辺が波立った。料亭で会った近藤勇の娘が行方不明となり、小樽署警部本郷が永倉を疑う。大正三年正月、吹雪の夜、花園町演芸館に一龍斎小春の席がかかり、近藤の娘と名乗る。またも現れた娘に招かれ、公園の料亭千登勢の離れで、永倉は一人盃を引いている・・・・・。

 晩年の永倉を演じるのは、鹿角優一。豪快な殺陣があり、葛藤の激しいドラマを、迫真の演技で迫る。テーマ音楽は元禄時代流行した唄祭文を紀元とする地唄「出口の柳」。波乱に富んだ永倉新八の生き様を、情緒ある曲がやわらかくつつむ。また、一転して力強い津軽三味線が舞台を盛り上げた。邦楽・邦舞・演劇が一体となった公演は、小樽市民劇場のさらなる発展を期待できるものだった。

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