新「銀河丸」が小樽港に初登場!


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 独立行政法人航海訓練所の新造練習船「銀河丸3世」が、9日(金)早朝雨に煙る小樽港に初登場した。

 6月15日に就航したばかりの最新設備を備えた新銀河丸は、「銀河丸3世」として、海運界の将来の担い手を育成する実習訓練を行う次世代練習船。

 全長116.4m、幅18m、深さ10.1mで総トン数6,185トン。ディーゼル機関で6,619kwの出力で最大速力20kn(ノット)。航続距離11,000miles(20,370km)を誇り、最大246名を搭載できる。

 練習船としての美観と品位を配慮し、階段教室や雨天体操場、乗員居室の完全個室化が図られている。教育設備の充実や船内情報の集中管理、統合化ブリッジシステム(IBS)による航海の安全と操縦性の高度化、低公害エンジンの搭載、船内廃棄物処理装置、バリアフリー基準の適合など、様々な工夫が凝らされている。

 小樽港第3ふ頭に9日(金)9:30に着岸した「銀河丸」は、実習訓練生154名をはじめ、教官など200名を超える乗組員が6月30日に横浜港を出航し、実習訓練を重ねながら小樽港へ入港した。

 小樽港には9日(金)から13日(火)までの滞在で、11日(日)には船内の一般公開が行われる。

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