手宮イカ電まつり大賑わい(28・29日)!









 市内手宮地区で開かれた恒例の“イカ電まつり”に、イカ釣り船の集魚灯に“釣られた”市民が、多勢繰り出し大賑わいとなった。

 第15回を数える“おたるイカ電まつり”は、28日(土)・29日(日)の両日、手宮十間坂下の道路上で開催。イカ釣り船の集魚灯に照らされた会場は、溢れる人で盛り上がった。

 十間広場会場のビアガーデンは、焼きイカの香ばしい香りが漂い、ビール片手に乾杯の声があちこちのテーブルで挙がる。イカ釣りの最盛期とあって、小樽沖で捕ったピチピチの新鮮なイカが次々に焼かれ、1匹250円で参加者の腹におさまった。主催の実行委員会では、イカ焼が途切れないように大量のイカを用意して対応していた。

 小樽の下町、手宮地区での恒例の“イカ電まつり”が終わると、北の街の短い夏が終わり、一挙に涼しさを増し秋へと急速な歩を進める。去りゆく夏を惜しみながら、夏の終わりの二晩は、イカ電まつりが大賑わいを見せていた。