散乱する「鰊御殿」の屋根!日和山灯台下!

























 台風18号の猛威が襲い、小樽観光名所のひとつ、祝津の「鰊御殿」の屋根が吹き飛ばされたが、飛散した屋根が日和山灯台下に散乱している。

 9月8日に、小樽での観測史上最大瞬間風速44.2mの強風で、「小樽市鰊御殿」の片側屋根が吹き飛ばされた。この模様を、本サイトはいち早く、リアルタイムで情報発信し、大きな反響を呼んだ。

 この時に飛散した屋根が、鰊御殿の一段上の日和山灯台の下に、今でも放置されたままになっている。

 日和山灯台は、高島岬の先端部の崖上にあり、散乱した屋根は、強風でも吹けばたちまち崖下へ落ちる状況となっており、早急な回収作業が必要となっている。

 現在、「鰊御殿」の修復はメドが立っておらず、今シーズンの再開は絶望的となっている。観光客らは、廃虚となった「鰊御殿」を見上げたり、写真を撮ったりしながら、改めて台風の威力を認識し直していた。

 「鰊御殿」は、当分の間、臨時休館を続ける。

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