巨万の富で築いた豪邸、遠藤又兵衛邸が一般開放!


 小樽の海産物卸商として巨万の富を築いた、遠藤又兵衛邸(富岡1)が、5月15日(日)から24日(火)までの10日間、一般開放されている。
 富岡1丁目の高台にある遠藤又兵衛邸(現立正佼成会小樽教会)は、豪商が建てた邸宅に相応しく、「小樽御殿」の名で知られていた。土地1,281平方メートル(388坪)に、建坪延べ766平方メートル(232坪)を誇る豪邸で、高いレンガ塀で囲まれている。
 遠藤又兵衛は、羽後(秋田県)の出身で、1879(明治12)年に小樽に定住して、海産物商として財を成した。その財を使い、本州から材木を取寄せ、釘を使わずに、1902(明治35)年から3年の歳月をかけて作られた和洋折衷の建物。
 和風書院造りに、八角形の白塗り洋室が玄関脇に張り出しているのが特徴。重厚な門と塀に白壁を配している。和瓦の間から赤いレンガ造りの煙突が突き出ているのが興味深い。
 1985(昭和60)年7月に、小樽市指定歴史的建造物第4号となった。1995(平成7)年には、小樽市第8回都市景観賞を受賞している。
 1984(昭和59)年に、老朽化による新道場の建築に当たり、取り壊される予定だったが、邸宅の正面部分の171平方メートル(51.8坪)が保存され、現在に至っている。
 一般公開は、5月15日(日)から5月24日(火)までの10日間。午前10:00~午後3:00。
 問合せ 小樽市富岡1-9-4 立正佼成会小樽教会(TEL 23-7265)