小樽富岡教会“雪あかりの結婚式”! 


 約400個のアイスキャンドルのやさしい灯りに包まれたカトリック富岡教会(富岡1)で、小樽在住のカップルが、2月12日(日)17:00、「雪あかりの結婚式」を挙げた。
 冬のイベント「小樽雪あかりの路」開催中に行われる、カトリック富岡教会(新海雅典神父)の「雪あかりの結婚式」は、今年で3回目。今年も限定1組のカップルの結婚式で、商大通りから教会までの境内100mに、約400個のキャンドルを点灯し、柔らかな灯りを幸せいっぱいの二人に贈った。
 やさしい雪あかりの中、12日(日)17:00から、同教会の聖堂で式を挙げたのは、小樽市最上町の小山内有(23)さんと陵子(21)さん。集まった参加者たちの祝福を受け、愛を誓い合うキャンドルハートまで、二人寄り添いながら歩いた。満面の笑みでキャンドルハートと記念撮影をし、愛を誓う熱いキスを交わした。
 友達の紹介で出会った有さんと陵子さんの二人は、2年の遠距離恋愛を経て、有さんが地元青森から北上し、2005年8月に結婚した。「式を挙げるつもりはなかったけれど、目立つのが好きで、『雪あかりの結婚式』の募集を見つけて、電話してみたらOKだったのですごくうれしかった。今日は寒かったけれど幸せです。思い出深いものになりました」と腕を組み笑顔で話した。
 新海神父は「いままでは30代の方たちに参加して頂いた。今回は20代と若く、明るい門出を送れた。人生はこれから色々あるだろうけれど、富岡教会で祝ったことを思って幸せになってほしい」と二人を祝った。