小樽天狗山ロープウェイ合同訓練!地上10mから降下! 


kunren1.jpg  天狗山ロープウェイ(最上2)の夏季運行を前に、不測の事故に対応するため、小樽市消防署と中央バス観光商事株式会社の合同救助訓練が、4月18日(火)14:00から実施された。春の湿った雪が降る中、救助技術の向上と連携強化を目的に、約22名の職員が訓練に臨んだ。
 「天狗山ロープウェイ合同救助訓練」は、夏季運行を開始する前に、同ロープウェイが小樽市消防署と毎年行っている訓練。 今年の営業は、4月22日(土)にオープンする。
kunren2.jpg 18日(火)の訓練は、湿った雪が降りしきる中、小樽市消防署の車両3台と12名の職員、中央バス観光商事(株)の職員10名によって、ロープウェイ停留所から約70mの地点で、「乗客3名を乗せたロープウェイゴンドラが、山麓停留所発車後に電気系統故障のため突然停止し、復旧の目処が立たない状況」を想定して行われた。
 救助要請を受けた消防署救助隊員2名がロープを スルスルと登り 、ゴンドラ内に設置されている救助袋で乗客3名を救出。その後、救助隊員は、無事、降下脱出し訓練を終えた。
 白鳥高司署長は 「スムーズに訓練を実施したので、大変よかったと思います。一番気をつけてもらいたいことは、パニックの防止です。パニックを絶対に起こさないように気をつけて下さい」と呼びかけていた。