「就職促進会」に来春新高卒者111名!


job.jpg 小樽公共職業安定所(色内1・兼平久男所長)は、来春の新規高卒者が1人でも多く早期に就職内定を得られるよう、11月1日(水)13:30~15:30、小樽グランドホテルで「就職促進会」を開催した。
 新規高卒者の就職環境は、全国的には一部改善の兆候が見られているが、同所管内の小樽市、余市町、仁木町、古平町では、厳しい状況が続いている。管内で就職を希望する生徒は約180名だが、10月6日現在の地元求人数は117名分と厳しい状態となっている。
 今年は、新規高卒予定者111名が集まり、営業・販売・製造・ホール係・事務員などの様々な職種の求人企業23社が集まった。高校生は、面接官の前に用意された椅子に座り、企業から名前が呼ばれるまで緊張しながら待ち、名前を呼ばれると、大きな声で返事をして面接に臨んだ。
 参加した双葉高・斉藤綾乃さん(18)は、「事務職希望で、今回は1社のみ面接を受けました。思ったよりも面接が早く終わり、緊張する暇がありませんでした」と担当教師と結果を話していた。
 兼平所長は、「今年は昨年の倍くらいの生徒が参加しており、小樽の求人企業も4社ほど増えてきている。1人でも多くの生徒の就職先を確保したいですね」と、面接を受ける高校生を見守っていた。