割られた窓ガラス13枚!小樽市立花園小・菁園中 


glass1.jpg 小樽市立花園小(花園5・倉谷建次校長)と隣接する菁園中学校(花園5・小澤倭文夫校長)で、4日(水)夜から5日(木)朝にかけて、校舎の窓ガラス計13枚が何者かに割られる事件が発生した。
 菁園中教頭が5日(木)6:10頃に出勤した時に、1階玄関の窓ガラス1枚が割られているのを見つけ、すぐ警察に通報。
 この後、隣の花園小にコピー機を借りに向かった際に、同校正面玄関横の事務所のガラス1枚が割られているのが分かった。
 この後7:00頃から、現場に到着した警察と小中両教頭などが校舎を見回り、花園小の2階1年生の教室、1階の渡り廊下・資料室・児童クラブの窓ガラス計12枚が割られていたのを確認した。120cm×80cmの窓ガラスのほとんどが割られていたり、10~20cmほどの穴が空いていたものもあった。
glass2.jpg 花園小の廣崎司教頭によると、拳大の石やコンクリートの塊が内部に散乱していた。このほかにも、床が濡れて乾いた跡があったため、氷塊も投げられていたのではないかとしている。すぐにガラス屋に依頼し、5日(木)中に修復する予定で、被害総額は7万円程度。「昨年10月に保健室の窓ガラスが割られ、不審者が侵入したこともあった。今回は侵入した形跡がないが、朝から取材陣も多く駆けつけ、この対応で参った」と話していた。
 隣の菁園中は、石のようなものはなく、蹴られたのではないかとみている。すぐに木材で応急措置をし、花園小同様に5日(木)中に修復する予定。被害は1万9,200円。「卒業生に恨まれるということもないし、落ち着いて優秀な子供ばかりなので、えっなんで?と驚いている」と、職員は窓ガラスを見ていた。
 市内小中学校では、6日(金)に入学式を行うことにしており、準備のために子供たちは学校を訪れていた。学校側からは特に生徒に説明はしないとしている。子供たちも「割られているのは、見て知っている」と、落ち着いた様子で話していた。