小樽市漁組のイベント賑わう!「みやこ市」最終日!


gyokumi1.jpg イカやホタテを焼く香ばしい匂いが、6月24日(日)、JR小樽駅前アーケードの都通り商店街から、辺り一面に広がった。
 これは、同商店街が20日(水)から24日(日)間で開いている「みやこ市」のイベントの一環。最終日の24日には、今年初めて参加した小樽市漁業協同組合による、海の幸のサービスが行われた。浜なべの無料サービスや新鮮な海の幸の焼き物コーナー、前浜の塩水ウニ激安販売などが用意された。
 会場となったふれあいプラザ前には、小樽市漁組の旗が何本も立てられ、イス・テーブルが用意された。組合員たちは、11:00から炭に火をつけ、イカやホタテを焼く準備に取り掛かった。同時に市民も並び始め、焼き上がりを今か今かと待っていた。
 11:30頃にようやくイカやホタテが焼きあがり、並んでいた市民たちが一斉に買い求めた。4つ、5つとまとめて買う人もおり、組合員は手を休めるひまもなく焼き続けていた。
 無料の浜なべは、ホタテの稚貝やタラバ・毛ガニ、甘エビの4種類の新鮮な具材がふんだんに使われた贅沢な一品。通常は1杯500円程度だが、「初めての試みだから」と、気前良く無料サービスで振る舞われた。
gyokumi.jpg 6人組で訪れていた市内・三浦ヒロコさん(75)は、「イカやホタテの焼き物は、安いというよりも味が良いので嬉しい。浜なべも最高。私が若いとき、いつも都通りは今日のように賑わっていた。毎日たくさんの人が来てれば良いのにね」と、仲間たちと会話を弾ませていた。
 会場に用意されたイス・テーブルは、人と海の幸とビールでいっぱいになり、市民たちの賑やかな笑い声が、アーケード内いっぱいに響き渡っていた。
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