高島町の七夕パレード!夕闇に浮かぶ行灯! 

takashima.jpg 8月7日(月)は七夕(たなばた)で、夕闇迫る高島町内に、ねぷたやアニメキャラクターの行灯(あんどん)8基がずらりと並ぶ、七夕パレードが行われた。



 この七夕パレードは、4年前に高島町内の有志によって復活し、今回で4回目となった。夏休み中の子供たちが、汗を流して一生懸命作った金魚行灯(きんぎょやま)や、町内会の実行委員会が作った大きなアニメキャラクターの行灯8基が、高島町内を練り歩くイベント。
 小樽市内有数の漁港を持つ高島町で100年も続く伝統行事だったが、近年、少子化の影響で一時中止となっていた。しかし、高島町民文化祭の特別展示で、昔の七夕パレードの写真や映像を展示したところ、「なんとか復活させたい」と実行委員会が発足し、4年前に復活した。
 18:30に高島会館を出発し、高島小学校、信金高島支店などを、夕闇に灯の入った行灯(あんどん)を持った子供たちが列を作ってパレードした。「パレードは楽しい」、「やまを持って歩くのは疲れるけれど、楽しい」と一生懸命歩いていた。太鼓の音とともに、忍者ハットリ君やバイキンマン、まりもっこりなどの人気キャラクターが灯りでくっきりと町内に浮かんでいた。
 復活してからは、「七夕のやまを作る技術を伝承させたい」と、小学生に行灯(やま)作りを体験させている。今年は、参加する子供が50人となり、「いつまで続けられるか分からないが、昨年からも常連となった子供もいるので頑張って続けたい」(大黒昭実行委員)と、子供たちの誘導に力を入れていた。