小樽文学館メールマガジン


 8月のお知らせ
 残暑厳しき折、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
とはいえ、小樽の今日の予想最高気温23度。数日前に比べ、10度前後も下がりました。目眩にも似た北国の一瞬の夏だったのかも知れません。イベントのお知らせです。
 8月18日(土)14:00~
「現代文学理論用語の基礎知識3」〈テクスト論と読者論;間テクスト性、テクスト生産、期待の地平、内包された読者、読者の生産〉亀井秀雄(市立小樽文学館長)
 9月1日(土)14:00~
「現代文学理論用語の基礎知識4」(物語構造論;語り手と作者、主人公、贈与者、昔話と物語のシステム、シームレス)亀井秀雄(市立小樽文学館長)
 全4回の連続講座ですが、1回ずつ異なった内容なので、別々にお聴きいただいてまったく差し支えありません。次回、8月18日の講座は宮沢賢治「茨海小学校」全編冊子オマケ付き(「青空文庫」からいただいたものですが)。
 亀井館長からのメッセージです。
取りあえず4回、業界用語の解説を試みることにしました。
講座のタイトルは大変に堅苦しい。しかし実際は、具体的な作品を例に解説し、「あッ!なるほどそうだったのか」と、思わず膝を打って納得していただける、面白い講座にしたいと思います。
 8月25日(土)14:00~
大人のための読み聞かせ「名作の時間」第14回目
 浅田次郎「月島慕情」より「供物」
 平山夢明「大江戸怪談草紙」より「井戸端婢子」
 晩夏にはホラーもどうぞ。
 企画展「昭和歌謡全集小樽編」開催中です。
9月2日(日)14:00~企画展会場でギャラリートーク「昭和の流行歌と小樽」青砥純氏(FM三角山放送局パーソナリティー)昭和の流行歌史上、小樽にゆかりのアーティスト達が残した足跡や、小樽をうたった歌などを、貴重な音源を交えて振り返っていただきます。
 ミニ企画展「さよなら、エンゼル」開催中です。
 http://homepage2.nifty.com/tamagawakaoru/enzel1.pdf
 http://homepage2.nifty.com/tamagawakaoru/enzel2.pdf
 9月は「石川啄木と小樽日報」展と関連イベントを中心にお知らせします。
 皆様、お身体大切に。
 市立小樽文学館
 tel.fax.0134-32-2388
 小樽文學舎
 http://www4.ocn.ne.jp/~otarubun/
 玉川 薫
 kaoru.tamagawa@nifty.com