市内2大学がタッグ!商大・薬大が包括連携協定


shodai2.jpg 小樽市内にある国立と私立の2つの単科大学、小樽商科大学(緑3・秋山義昭学長)と北海道薬科大学(桂岡町7・大和田栄治学長)は、教員の派遣・人材育成や文理融合の共同研究を実施することを目的に、10月11日(木)、小樽商大で包括連携協定を締結した。
 文系の小樽商大は、9月に理系の室蘭工業大学と、既に包括連携協定を結んでいる。これに続き、薬剤師を養成する私立の北海道薬科大と協定結び、小樽でさらなる学術・人材の交流をはかる。
 調印式は、11日(木)11:00から小樽商大事務棟第1会議室でが行われた。
 商大・秋山学長は、「市内の2大学が連携協力し、地域貢献・地域振興・地域活性化のため、豊かな取り組みが出来るのではないか。まずは、10月13日(土)・20日(土)の2日、市民向けの講座を開講する」
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 薬大・大和田学長は、「若干、唐突な感じもすると思う人もいるが、薬剤・医療の人材に、経営・経済の知識、技能が不足していることが、非常に問題となっている。経済音痴が多く、国の政策についていけない。薬剤経営を教えて欲しいという要望もあった。今後、薬剤経営・経済学を大学院に併設して、経済的な学部を開講したい。近くに経営専門の大学があるので、その資源を利用させてもらう」と、経営センスのある薬剤師を育てると抱負を語った。
 両大では、包括協定調印記念として、10月13日(土)と20日(土)の2日、小樽駅前にある商大駅前プラザ「ゆめぽーと」(稲穂3)で合同市民講座を開く。
 健康的に生きていくためにをテーマに、13日(土)は、“からだと心の健康づくりへの第一歩”(小樽商大・花輪啓一教授)、20日(土)は、“健康食品を正しく摂るために:医薬品との相互作用について”(北海道薬科大・渡辺一弘教授)が行われる。定員40名、受講料無料。問合せ:0134-27-5210 小樽商大総務課研究協力係
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