市内保育所でノロウィルス!小樽市保健所


 小樽市保健所(外岡立人所長)は、19日(金)、市内保育所でノロウィルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。
 18日(木)、小樽市福祉部子育て支援課から、市内保育所の入所児童が集団で胃腸炎症状を呈しており、うち1名が市内医療機関に入院したと連絡があった。
 調査したところ、入所児童118名中38名及び職員30名中2名の計40名が、1日(月)から18日(木)にかけて、嘔吐・下痢を主とした症状を呈していたことが分かった。19日(金)10:00現在の累計発症者数は、入所児童40名及び職員2名の計42名となっている。
 入所児童4名の検便を行った結果、2名の便からノロウィルスが検出されたことから、ノロウィルスによる感染性胃腸炎として判断し対応している。
 「10月1日からダラダラと感染したことから、食品以外のものから感染したと判断している。感染原因の特定は難しいが、食品の可能性は低い」とし、発症者の自宅療養や勤務制限、未発症者の健康状態の把握、手洗いの励行、施設内の清潔保持、おむつや嘔吐物の適切な処理など、感染拡大防止について指導を行ったとしている。