歩行者案内標識が完成!国・道・市が5,500万円投入


hyousiki.jpg 市内観光エリア56ヶ所に、青と緑に縁取られた新しい歩行者用案内標識が完成し、観光客や市民の足を止めている。
 国・道・市の関係者よりなる「小樽案内標識整備協議会」で進められていた歩行者用案内標識は、外国人などにも分かりやすいデザインで、平成18年度に9基、平成19年度に47基の計56基が12月までに設置された。これまでの事業費は、国約900万円、北海道約3,000万円、小樽市1,600万円の計5,500万円が投じられている。
 標識は、総合案内標識、地区案内標識、誘導標識の3つで、日本語や英語、中国語、韓国語、ロシア語などにも対応し、QRコードやピクトグラムの表示も取り入れられている。デザインを統一し、分かりやすいものを目指し、各観光情報や名称表記などの整合を図り、観光客を積極的に誘導する主要なルートに整備された。
 青緑色を基調に、シンプルで必要最低限の大きさのステンレス板に、港町らしく船具をイメージした真鍮で縁取りされている。下部には、石材を使用し、積雪等の破損に配慮している。
 各観光情報の通りや施設名を統一することを目的とした、小樽観光のマスターマップ(一般施設と歴史的建造物の2種類)も作成された。今後、民間が作成する観光ガイドマップなどにも参考してもらうため、マスターマップと施設名称等の対訳表(5ヶ国6言語)を小樽市HPで、1月16日から公開を予定している。
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