小樽にドカ雪!天狗山70cm・市街36cmの積雪

1216.JPG 12月15(土)・16日(日)の週末は、冬型の気圧配置の影響で、小樽市内に湿り雪が降り続き、24時間で約30㎝ものドカ雪に見舞われた。



 16日(日)は、終日気温が上がらず、最高-0.3℃、最低-2.3℃と一日中マイナス気温の真冬日となった。15日朝7:00には3cmだった積雪が、16日(日)朝7:00には34cmを記録し、昨夜から降り続いた雪は、24時間で31㎝のドカ雪となり、最高で今冬最大の36cmの積雪となった。
1216-1.JPG このため、日曜の朝早くから、市民は、車や道路、家の周囲に積もった雪の除排出に追われた。これまでの降雪では、根雪とならず、除雪車の出動も控えられていたが、16日は、除雪車が市内主要道路に出動し、懸命の作業が続けられた。
 このドカ雪で、小樽天狗山スキー場の山頂の積雪も70cmに増え、12月16日(日)から、スキーシーズンの幕を上げた。今シーズンのオープンは、昨シーズンよりも1週間遅いが、積雪量は倍以上だという。2、3日で積もった湿り雪が、市内の急激な冷え込みによって固まり、ゲレンデ状態も良好となった。
1216-2.JPG 16日の初日は、真冬日の中、家族連れのスキーヤーなど約70人が訪れ、待ちに待った天狗山での初滑りを満喫していた。約8ヶ月ぶりのスキーに、大はしゃぎしながら滑り降りる子供や、感覚を取り戻すためにゆっくり滑る人の姿が見られた。初日からナイター営業を行っているが、16日(日)の寒さは、樽っ子スキーヤーたちにも厳しく、スキー客は、夕方頃から次々に帰宅した。
 ゲレンデのオープンは、山頂ファミリーコースのみだが、週末のドカ雪で、バンビコースやロングラインコースも十分な積雪となり、今週中にはオープン出来るという。
 スキー場を運営する中央バス観光商事株式会社は、「ゲレンデのチェックをするために滑ったが、冷え込んだおかげでゲレンデが締まり、良好な状態となった。昨年のオープン時期よりも積雪量が多いので良好」と話している。
 関連記事1 関連記事2