除雪車出動わずか1回!雪捨て場はガラガラ


 12月28日(金)現在、市内での除雪車出動回数は、これまでわずか1回と、例年に比べてかなり少ない。市内勝納の市民雪捨て場では、雪を捨てに来る市民の姿もなく、路面がコンクリートのままとなっている。除雪作業者は、「雪の量なら例年よりも75%くらい少ないな」と話している。
 小樽市内の積雪は、28日(金)現在で22㎝。16日(金)のドカ雪で36㎝となっていたが、それから降雪がほとんどなく、積雪量は増えなかった。28日(金)の最低気温は0.6℃、最高気温は3.2℃と、一日中プラス気温で、温かい年の瀬となっている。
 市内では、20㎝の降雪があると除雪車が市内バス路線に出動することになっている。雪が少なかった昨年でも、12月28日までには3回の出動があったが、今年はたったの1回となっている。
 例年、大きな雪山が作られる勝納の市民雪捨て場では、雪を捨てに来る市民もまばらで、まるで、春の風景となっている。同所の管理者は、「雪が全くないわけじゃないけれど、例年に比べ少なすぎる。まだ除雪車が出動したのも1回だけだしね」。
 雪捨て場の隅っこでは、雪を積んだトラック1台が、雪投げ作業を続けていた。