使用済みロウソクの再生、雪あかりの路の後片付け


 過去最高の人出を記録した「第10回小樽雪あかりの路」が閉幕し、市民ボランティアや関係者たちは後片付け作業に追われている。
yukiakari4.jpg 小樽雪あかりの路は、2月8日(金)から17日(日)まで開催され、市民をはじめ、神戸・神奈川県・沖縄の全国各地、中国・韓国など、延べ2,551人のボランティアが参加し、イベントを支えた。
 18日(月)18:30からは、実行委員会とボランティアとの慰労会が、ホテル武蔵亭(朝里川温泉2)で開かれ、約150人が参加した。yukiakari3.jpg酒と料理もたくさん用意され、実行委員会事務局員による弾き語りや、韓国人ボランティアのカラオケなどの一芸も披露され、会場には大きな笑い声や拍手が広がり、国際交流の賑わいを見せていた。
 韓国・中国人ボランティアたちは、19日(火)午前、JR小樽築港駅を出発した。ボランティアと関係者たちは、「また、来年」、、「10日間お世話になりました」、「来年はもう少し韓国語を話せるように勉強するから」 などと記念撮影や握手をして別れを惜しんでいた。
yukiakari2.jpgyukiakari1.jpg 19日(火)には、実行委員会や市民ボランティアの手により、各会場の使用済みロウソクや焦げて使えなくなったワックスボウルなどの後片付けが始まった。
 芯に水が付着して使えなくなった廃ロウソクをまとめて鍋に入れて溶かして、芯を抜き取って固める。来年には、また、再生ロウソクとして蘇らせる。焦げて使用出来ないワックスボウルは、ひとつひとつ金槌で叩いて割っていった。この地道な作業が、現在、ボランティアの手で行われている。
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