吹雪く市内、大荒れ 「暴風雪・波浪警報」

0223.jpg 2月23日(土)週末の小樽市内は、低気圧の発達で、吹雪で大荒れの天候となっている。湿った重い雪が吹きつけ、道路や車、民家の屋根に降り積もっている。



 23日16:00には、2月として3度目の積雪1mを超え、大雪が市内を襲っている。海も陸も視界が悪く、吹雪の中、除排雪の作業車が市内各所を走り回っている。
 札幌管区気象台は、23日13:48、小樽など後志北部に「暴風雪、波浪警報」「大雪、なだれ、着雪注意報」を発表し、「石狩北部と後志北部・西部の海上では、23日夜のはじめ頃から24日明け方にかけて、北東の風が25メートル、波の高さ7メートル。暴風や高波、後志北部・西部の陸上では猛ふぶきによる交通障害に警戒して下さい」と呼び掛けている。
 また15:55には、「暴風雪と高波および大雪に関する北海道地方気象情報 第3号」を発表。「日本海側では、23日夜のはじめ頃から24日朝にかけて、北または北東の風が非常に強く、海は大しけの見込みです。暴風や突風、高波、猛ふぶき、吹きだまりや大雪による交通障害に警戒して下さい」としている。
 小樽市内の今年の最深積雪は、2月17日の106cmで、18日は102cm、23日(16:00)100cmの3位となっている。これからの降雪次第では、この順位の変動もありそうだ。