ジャケット脱ぐ観光客 市街地で今年最高15℃


0309-1.jpg 北海道付近は高気圧におおわれ、9日(日)の小樽市内は快晴のポカポカ陽気となり、市街地で今年最高の15℃を記録した。
 9日(日)は深夜から夕方までずっとプラス気温で、札幌管区気象台の記録も13:58に今年最高の9.6℃となった。青空が一面に広がる晴天となり、市街地の小樽運河浅草橋街園の温度計では、なんと13:40に15.0℃を示し、一気に5月上旬並の気温となった。
0309-2.jpg 市街各地では、厚手のジャケットを脱いで観光する人たちが多く見られた。浅草橋街園では、薄いロングTシャツだけの団体観光客が、「うわ、小樽でも15℃を超えてるよ」、「温かいわけだな」などと話しながら、記念撮影をしていた。
 浅草橋や観光施設を巡る観光人力車の車夫は、「15℃を記録するなんて、今年一番の温かさではないか。雪も解けて運転しやくなりますね」 と話していた。
 この気温の上昇で、市内各地の積雪が一気に解け、9日(日)15:00現在で83cmとなっている。札幌管区気象台では、「9日から10日にかけて、晴れますが、10日は昼過ぎから次第に曇ってくるでしょう」 としている。