空を飛ぶチビッコジャンパー!スキージャンプ大会 

minijump.jpg 「いきます」、「やー」と、チビッコジャンパーたちが、小樽の空に向かって飛んだ。



 快晴となった3月16日(日)9:00から、市内潮見台シャンツェ(潮見台2)で、「第35回全道少年ジャンプ大会」(小樽スキー連盟主催)と「ミニジャンプ大会」(小樽青年会議所主催)が同時に開かれた。
 かつてジャンプ王国と言われた小樽も少子化の影響で、ジャンプ人口が急減しており、少年たちの再挑戦に期待が集まっている。このジャンプ大会は、小樽から再び有力選手を輩出させたいとする関係者の思いが込められている。
 全道ジャンプ大会には、小学生23人・中学生17人が参加した。小学生は20m級、中学生は50m級ジャンプ台で、これまでの練習の成果を発揮した。
 このジャンプ大会の脇で行われたミニジャンプ大会では、5mと2m級のジャンプ台が設置された。4歳から小学校6年の子供たち32人が、この手作りジャンプ台に初めて挑戦した。
 これまで怖くて挑戦できなかった5m級ジャンプ台に、少年団に入部したばかりの子供がチャレンジした。失敗して転んでもくじけずにもう一度挑戦しようとする子供も見られ、父母や関係者から応援の声が飛んでいた。少年団の6年生が9m25cmを飛んで優勝し、今回初めて挑戦した6年生も8m50cmと好成績を収めた。
 「この大会を開催して良かった。この大会を通じて、少年団の入部希望者が増えて欲しい。また来年も大会を開催したい」(小樽青年会議所) と、今後に期待を寄せていた。
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