610名が緑丘の地へ 小樽商大の入学式


syodai1.jpg 3日(木)に入学式を行った北海道職業能力開発大学校(銭函3)に続き、小樽商科大学(緑3・山本眞樹夫学長)が、4日(金)10:00から市民会館(花園5)で入学式を行い、新入生610名(昼・夜561名、大学院49名)を迎えた。
 2008(平成20年度)の新入生は、商学部561名(昼494名・夜54名・再入学2名・私費留学生6名・編入5名)と大学院49名。
 早朝の雨模様から一転、温かい陽が差し込む中、新しいスーツに身を包んだ新入生たちが期待を胸に会場入り。その父母らが付き添いで一緒に会場を訪れ、市民会館ホールは超満員となり、立ち見で式を見守る父母の姿も多く見られた。
syodai2.jpg 今年度から新学長に就任した山本学長は、「私が学長に就任して初めての入学式となった。新入生の皆さんは、授業の間に小樽を学んでもらいたい。卒業生の小林多喜二や伊藤整の小説を読んで小樽のことを考えて下さい。自らの目標を明確にし、時間割を決めて達成して下さい。3年後の100周年を一緒に祝い、充実した大学生生活を送って下さい」 と期待した。
 来賓の山田勝麿市長は、「新入生が在学中に小樽商科大学は100周年を迎えます。新入生は、授業や研究の中で、小樽の問題にかかわることがあると思いますが、自己研鑽に励んでもらいたい。小樽の魅力と商大の中で、多くの仲間達と出会い、輝かしい青春時代を過ごしてもらいたい」 と祝辞を送った。
syodai3.jpg 商学部の楠見菜々子さんは、「私達561名はただいま小樽商科大学に入学を許可されました。学生の本分を守り、学業に専念するとともに人格を陶冶し、本学の歴史と伝統を引き継ぐ学生となることを誓います」。大学院の永山正人さんは、「学業を全うし、より高度な学問を究め、学問を通じて社会に貢献できる人材となるべく努力することを誓います」 と新入生を代表して誓いを述べ、緑丘のキャンパスへ歩み出した。
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