いかの集魚灯に集まる樽っ子 手宮のいか電まつり 


ikaden1.JPG 小樽の下町・手宮をイカの集魚灯で照らす「第19回おたるいか電まつり」が、23日(土)・24日(日)の2日間で行われている。いかを焼く香ばしい匂いが周辺に漂い、「ちょっと、よって“いか”な“いか”い」 と樽っ子たちを会場に誘っている。
 小樽の過ぎ去る夏を集魚灯とともに楽しむいか電まつりは、手宮地区を活性化させようと始まったイベント。今年は、原油高騰の煽りを受けて、小樽に入るいかが減少。実行委員会は、「いか電まつりにいかがないなんて」 と、小樽の周辺地区の協力を得て、例年通り1万杯をかき集めた。
ikaden2.JPG 冷たい秋風が吹きつける肌寒い日となった23日(土)、いか電カラオケや蘭島発動機ライブ、YOSAKOI、ゲーム大会などのイベントで会場は盛り上がった。17:00、山下秀治実行委員長の掛け声に合わせ、約300個の集魚灯が一斉に点灯。夕暮れの手宮地区に、多くの人を集めようと、煌々ときらめいた。
 大勢の樽っ子たちが、この集魚灯の下で、ビール片手に、いか焼きを堪能。過ぎ去る夏を肌で感じながら、小樽手宮の最後の夏まつりを満喫していた。
 24日(日)は、いか電ビンゴゲーム大会や小樽一の下町オークションなどのイベントが盛り沢山。18:30からは、永峰ゆう子の歌謡ショーが行われ、出来立てホヤホヤの「いか電音頭」が初披露される。 関連記事 
 また、いか電まつり会場裏にある小樽地守稲荷神社の例大祭も、24日(日)に行われる。宮神輿会「手宮稲凰」が、14:00から神輿渡御をはじめ、手宮地区をひと回りし、いか電会場を練り歩き、もちまきなどを予定している。同会では、神輿の担ぎ手を募集している。0134-23-3593 嶋影商店内「手宮稲凰」事務局