「逆さ葵の謎」 フィクション作品に優秀賞


 小樽市能楽堂(市公会堂内・花園5)では、衣裳部屋から見つかった逆さまの葵紋(徳川家紋)が入った能装束の謎を解いてと物語を募集していたが、このほど優秀作品が決まり、9月4日(木)に表彰式を行った。
sakasaaoi.jpg 最優秀作品に選ばれたのは、小樽市入船・山根靖弘さんのフィクション「逆さ葵の謎」。
 行政書士事務所の女性所員が、インターネット新聞・小樽ジャーナルのニュースで「逆さ葵の謎と解いて」の記事を見つけ、所員一同で資料などを調べて、謎を紐解いていく物語。
 「物語のように、小樽ジャーナルを見た私の事務所の女性スタッフからどうですかと進められて、やってみることにした。インターネットや自分で持っている資料をもとに逆さ葵の謎を調べた。しかし、この謎についての資料が少なく、苦労した」と話していた。
 表彰式では、施設管理者の市民会館・寺田龍吾館長から、賞状と商品券1万円分が手渡された。
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