小樽駅前歩道橋 年内撤去へ


hodokyo1.JPG JR小樽駅前の交差点にある歩道橋が、年内にも撤去されることが分かった。
 同歩道橋を管理する小樽土木現業所は、10月9日(木)に入札を行い、宮本土建工業(株)が、この工事を請負うことになった。
 撤去工事の期間は、10月14日(火)から12月22日(水)までで、年内には撤去されることになった。工事費は、858万9,000円。
 今回の工事では、道路より上にある歩道橋部分を撤去する。小樽土現では、今後、同社と協議を行い、今週末には、交通規制や工事方法などの詳細を詰め、市民などに周知することにしている。来年度には、この歩道橋の基礎部分の撤去工事を行うことを予定している。
hodokyo2.JPG 同歩道橋は、これまで、国際ホテルなどが入居していた第3ビルと長崎屋とを繋いでいた。しかし、国際ホテルの廃業やテナントの撤退などで、歩行者の数は激減した。現在、建築中の新ツインタワービル「サンビルスクエア」とも結ばれないことになり、昨年から宙ぶらりんの状態が続いていた。
 市や関係者は、小樽土現に撤去を申し入れていたが、撤去費などの問題で難航していた。しかし、このほど、工事予算がつき、12月までに撤去されることになった。
 これにより、小樽の玄関口のJR小樽駅前からは、歩道橋に遮られずに、真正面に小樽港と石狩湾を眺めることが出来るようになる。
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