観光入込客数5万人減 上期は399万200人


 小樽市観光振興室は、26日(水)、平成20年度上期(4~9月)の観光入込客数の概要を発表した。
 これによると、市の観光入込客数は399万200人で、昨年度と比べると5万3,200人減少した。北海道経済の低迷や来道観光客の減少などによって、前年を下回る結果となった。
 道外客数や日帰り客数、宿泊客数、修学旅行宿泊客数・学校数など大半が減少している中、外国人宿泊客数と海水浴客数は増加した。
 外国人宿泊客数の増加は5,159人で、「宿泊客数全体が減少するなか、外国人宿泊客数は増加し、上半期では、初めて2万人を超えました。国・地域別に多い順 で、(1)香港 (2)韓国 (3)台湾です」。
 海水浴客数は5万845人増で、天候不順の前年と比べて増加したとしている。観光振興室の佐藤誠一室長は、「この海水浴客の増加がなければ、10万人減少している結果」と話している。
 平成20年度【上期】小樽市観光入込客数の概要