国道393号の愛称は「メープル街道393」に決定


 今年9月に全線開通した国道393号の愛称が、「メープル街道393(サンキューサン)」に決定した。
 小樽市ー赤井川村ー倶知安町の約60kmを結ぶ国道393号の愛称募集は、沿線3市町村と商工・観光関係団体で作る募集委員会が、10月15日から11月25日までの1ヶ月間実施した。
 全国から360名称がメールやはがきなどで寄せられ、12月4日の選考委員会で、札幌市の病院勤務・西村哲哉さん(30)の「メープル街道393」に決まった。名付け親の西村さんには、沿線の特産品(1万円相当)が贈呈される。
 選定理由は、「沿線にイタヤカエデをはじめとしたカエデ類が多く植生し、秋の紅葉時期には葉が黄金色になって見事な風景になること、カナダの『メープル街道』に対抗した『日本のメープル街道』として名乗ることが効果的」などとなっている。
 西村さんは、「同国道のイメージは、高原の樹木の梢を吹き抜ける快適で爽やかな風です。同国道から眺める紅に色づく木々の景観を思い出しつつ考案。また語呂としてもHOKKAIDO(北海道)とKAIDO(街道)を掛けた。さらにKAEDEKAIDOには倶知安の『K』と赤井川の『A・KAI』と小樽の『O』、そして北海道の『DO』が含まれている」と命名したとしている。
 関連記事
 愛称は「メープル街道393」に