昨年の交通事故死者数が過去最低に


 2008(平成20)年(1月1日~12月31日)に小樽市内で発生した交通事故による死者数が過去最低の4名だったことが、小樽警察署の調べで分かった。
 小樽警察署(富岡1・京藤由松署長)によると、昨年の交通事故発生件数(高速道路除く)は、509件で昨年の533件より24件少なく、このうち、死者数は4名で、昨年の8名より半減した。
 この死者数は、同署がデータを取り始めた1954(昭和29)年以降、過去最低の1988(昭和63)年の4名と並ぶ数字となったという。
 「要因は中々分からないが、ドライバーの安全意識の高揚や、燃料高騰による運転の手控え、ドクターヘリによる迅速な救急搬送などが理由と考えられる」(望木勝雄副署長)としている。
 このほか、交通事故による傷者数も626名で、昨年よりも26名の減少となった。