連休の荒天 一晩で積雪21cm

 発達した低気圧の影響で、1月10日(土)は断続的に降雪が続き、午前に25cmだった積雪が、11日(日)には46cmとなり、一晩で21cmも増えた。
このため、市民は、早朝から雪かきに追われ、歩道脇には大きな雪山がいくつも出来ていた。市内の電線や木々、駐車している車にも雪が厚く積もり、9日(金)までの少雪から一転、市内は真っ白な雪景色へと変わった。
家の庭や玄関、駐車スペースなどでは、冬休み中の子供と一緒に雪かきをする父親の姿などが見られ、冬の北国らしい光景が広がっていた。
札幌管区気象台は、11日(日)16:27、小樽を含む後志北部に「波浪、なだれ注意報」を出し、「引き続き11日夜遅くにかけて波の高さ3メートルと高いでしょう。高波に注意して下さい。後志地方では、引き続き12日にかけてなだれにも注意して下さい」と呼びかけている。
一晩で21cmの積雪を記録したが、それでも平年の積雪53cmよりもまだ少ない状況で、1ヶ月後に控えている小樽雪あかりの路にも十分な積雪には至っていない。