市民会館で成人式 新成人1,238人

seijin.jpg 1988(昭和63)年4月2日から1989(平成元年)年4月1日までに生まれた小樽市の新成人1,238人(男582・女656)が、1月11日(日)に成人式を迎え、社会人として気持ちを新たに歩み始めた。

低気圧の影響で降雪が続き、真っ白な冬景色となった1月11日(日)、赤や黄色など華やかな着物姿の女性や真新しいスーツに身を包んだ男性など約1,100人が、式場となった小樽市民会館(花園5)を訪れた。
来賓の山田勝麿市長は、同館大ホールを埋めた新成人1,100人を前に、「皆さんが生まれた年は、63年続いた昭和の時代が終わりを告げ、平成の時代が幕を開けた、日本にとって大きな節目の年であった。皆さんは独りではありません。今まで育てていただいた両親、そして一緒に成人を迎える仲間がおります。両親への感謝、そして仲間への友情を大切に、将来への夢をしっかりいだいて、人生に立ち向かっていってください」と祝辞を贈った。
成人代表の栁田真里さんと北川さゆりさんの二人は、「私たちも未来に向けて、希望を胸に、家族や友人など周りの人々を大切にし、共に支え合い、あたたかい社会になるよう、努力する成人になりたいと思います。そして、私たちが生まれ育ったふるさとである小樽を愛し、今日この場から自立に向け、一層心身を鍛え、心豊かな成人として次代を担うことを誓います」と述べた。
式典後、3,000円の商品券などが当たる抽選会や和太鼓演奏(小樽太鼓衆「鼓響」)などが行われ、会場の新成人たちの大きな笑い声と歓声が広がった。
館内には、茶菓子を提供するお茶席コーナーや記念写真コーナー、コミュニティ広場などが設置された。新成人たちは、デジカメや携帯電話で何枚も写真を撮り、大勢の友人たちと式典を満喫していた。