小樽ロケの「恋極星」 ワーナー・マイカルで上映


 小樽ロケなどで作られた映画「恋極星(こいきょくせい)」の小樽上映が未定となっていたが、3月14日(土)の全国ロードショーにあわせ、ワーナー・マイカル・シネマズ小樽(築港)でも公開されることになった。
 同映画(AMIY MORI監督)は、戸田恵梨香・加藤和樹主演の純愛ラブストーリー。「君に光を」(ミツヤオミ氏・別冊フレンド)が原作。北海道ロケの90%が小樽市内で行われ、潮見台浄水場やオタモイ市営住宅などで撮影された。
 この映画の全国ロードショーは、3月14日(土)に決まっていたが、ワーナー・マイカル・シネマズでは、「ハリウッドの大作や、邦画でもフィルムが多い映画を上映することになっている」として、フィルムの少ない恋極星の上映は行わないことにしていた。
 しかし、「小樽でロケが行われたのだからと、支配人ともども誘致活動に努力した」(新保朝子マネージャー)。この結果、ワーナー・マイカルでは異例の小樽単独上映が決まった。
 「小樽の映画館だけ上映するということは、ワーナー・マイカルとして異例のことだが、小樽ロケということだから実現することになった。とても嬉しい」と話している。
 今後、チラシやポスターなどを配給会社から入手し、小樽上映の宣伝活動を行っていくことにしている。
 小樽ロケの支援活動を行ったフィルムコミッションでは、「小樽で撮影された作品として世に出てくるので、エキストラ出演した人や協力した人もみんな楽しみにしていた。小樽で上映されることが決まって良かった」(岩田友之事務長)と喜んでいる。
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