日銀・山口副総裁 来樽 「金融経済懇談会」開催


nitigin1.jpg 日本銀行の山口廣秀副総裁が、3月25日(水)に来樽し、11:00から旧日銀小樽支店・金融資料館(色内1)で、「小樽市金融経済懇談会」を開催した。
nitigin2.jpg 市内の商業者や市議会議長などが集まり、山口副総裁が「2002年に日本銀行が小樽支店を廃止するに当たって、関連の仕事を担当しており、小樽には何度もお邪魔いたしました。当時、地元の皆様には大変苦しい選択をお願いした訳ですが、支店を引き継ぐ形で誕生した『金融資料館』が、昨年5月には開館以来50万人目の来館者を迎えるなど、大変な盛況ぶりを見せていると聞き、とても嬉しく思っております」と挨拶。国際金融資本市場と世界経済の動向、世界経済の現状と先行き、日本の金融経済情勢などを30分以上にわたって述べた。
 この後、15:30からオーセントホテル小樽(稲穂2)で記者会見が行われ、「小樽の観光に、金融資料館がスポットのひとつとなっていることを大変嬉しく思っている。小樽の景気に悪化が見られるが、高い潜在能力を持っていると思う」と語った。