日銀金融資料館 特別展「お金の話あれこれ」


nitigin.jpg 日本銀行旧小樽支店金融資料館(色内1)の特別展「お金の話あれこれ -驚きや楽しいエピソードがいっぱい-」が、4月8日(水)から開催される。
特別展には、日本や世界で最も大きい札、最も小さい札をはじめ、動物や人物などの図柄が描かれた札や硬貨約50点が展示される。約半分が実物で、江戸時代の大判と小判のレプリカを持ち上げて重さを体験するコーナーもある。
日本で最も大きい札は、1891(明治24)年に発行された藤原鎌足が描かれた「改造百円券」。縦130mm、横210mmで、現行の一万円券よりも50mmずつ大きく、A4サイズの約半分の大きさ。
世界で最も大きい札は、1375(天授元年)に発行された中国明代の「大明通行宝鈔(だいみんつうこうほうしょう)」で、縦338mm、横220mmのA4サイズよりやや大きいものとなっている。
体験コーナーには、日本で最大の貨幣・天正長大判(てんしょうながおおばん)と呼ばれる金貨が展示される。これは、豊臣秀吉が彫金師に命じて、1588(天正16)年に造らせたもので、長径約17cm、短径約10cm、重さ約165g。恩賞用に用いられていたという。
同館では、「お金の歴史の中で見つけた話題や体験を通じて、お金のことをもっと身近に感じていただければ」としている。
特別展「お金の話あれこれ -驚きや楽しいエピソードがいっぱい-」は、7月5日(日)9:30~17:00まで。入館無料。問合せ:0134-21-1111
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