海上観光船 4/25から運航スタート 


kaijokankosen.jpg 観光シーズンが幕開けとなり、国定公園の祝津・オタモイの断崖絶壁を楽しめる海上観光船(小樽港第3ふ頭・港町4)の運航が、4月25日(土)からスタートする。
 同船を運営する株式会社小樽観光振興公社(山田厚代表取締役)は、観光船運航を前に、22日(水)11:00から安全祈願祭を行った。
 この日は、時折曇り空となる天候で、祈願祭は屋内で行われたが、水の神様を祀る水天宮の駒木章宮司は、公社桟橋に停泊する観光船「祝津号」と「オタモイ号」、「屋形船」の前に立ち、御祓いをし、お神酒をささげ、今年の運航の安全を祈願した。
 今年3月に就任した山田厚代表取締役(小樽市副市長)は、「3月26日に開催された株主総会で、代表取締役に選任された山田と申します。微力ですが、中松前代表取締役と同様、ご指導、ご鞭撻をお願いします。
 さて、4月25日より観光船の運航が始まります。昨年は、一番の書き入れ時でした夏場に高騰が続いていた原油のさらなる高騰、北京オリンピックの開催などで、乗船客数が大きく落ち込む結果となりました。レジャーの多様化で、年々乗船客が減少していますが、まだまだ観光船の存在をご存知でない方がいると思いますので、これから、ホームページやパンフレットなどで集客に努めてまいりたい」と挨拶。

 来賓の山田勝麿・小樽市長は、「来週からゴールデンウィークが始まります。観光船が通る祝津・赤岩の海岸は、海底火山によって出来たもので、毎年、世界から多くの学者さんが訪れる素晴らしい場所と、最近知りました。この観光船から見れるということをぜひPRして欲しい」と期待した。
 今年度の運航は、4月25日(土)から10月12日(月)まで。
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