絶好の快晴下 小樽自然探勝路を満喫

 ゴールデンウィーク後半に入った5月2日(土)、絶好の快晴の下、赤岩から祝津の自然を学びながら歩く自然観察会が開催された。
赤岩海岸自然観察会は、市総合博物館と北海道ボランティア・レンジャー協議会の共催。市民をはじめ、ニセコ、岩内などから約60人が参加し、小樽自然探勝路のオタモイ~赤岩~祝津約5kmに挑戦した。
参加者たちは、オタモイの出羽三山神社に集合し、早速、赤岩、祝津方面へ向かって足を進めた。この日は気温が高く、絶好の散策日和となった。約10人1班に分かれて、ボランティア・レンジャーの会員の案内の下、春の暖かい陽射しを受けながら小樽の自然散策を満喫。
ロッククライミングの場として知られる下赤岩山の展望地では、眼下に広がる海岸線を見渡し、祝津に向かう途中の赤岩山の展望台では、奇岩や絶壁が連なるオタモイ海岸と雄大な日本海を眺めた。散策路の脇には、カタクリやヒメイチゲなどの春の花も咲いており、国定公園の指定を受ける美しい海岸の風景と春の植物を楽しんだ。
ボランティア・レンジャーの会員は、「今日は、最高に良い天候だ。赤岩は、来るたびに別の花や草が咲いている。この植物や動物をはじめ、岩石などもアル貴重な場所。近くにこんなに良いところがあるのだということを知って欲しい」と語っていた。
次回の自然観察会は「ワラビタイ川自然観察会」で、5月16日(土)10:00~12:00に行われる。集合場所は、豊倉小学校。料金50円、定員20人。 詳細はこちら
また、北海道ボランティアレンジャー協議会小樽支部の観察会は、5月31日(日)。奥沢水源地・松倉岩を散策する。
小樽自然探勝路
北海道ボランティア・レンジャー協議会