「フォーレンダム」 長笛響かせ 小樽に別れ

 6万トンを超えるオランダ船籍の豪華客船「フォーレンダム」が、5月7日(木)17:00、長い汽笛を響かせながら、小樽を出港し、ロシアのペトロパブロフスクへ向かった。
「フォーレンダム」は、同日6:30に小樽に初入港し、第3ふ頭に着岸していた。同船の滞在は、7:00から17:00までの日中の約10時間と短い時間だった。
多くの外国人客を含む船客たちは、大型バスで小樽や札幌をめぐるツアーに参加し、短い時間の中で北海道を楽しんだ。
同船は、16:30頃に、長い大きな汽笛を三度響かせ、ふ頭から離岸をはじめた。おたる潮太鼓衆が、見送りのために打演を響かせた。クルーズ歓迎クラブのメンバーや港湾関係者たちは、ふ頭の前に立ち、手を振って見送っていた。
「フォーレンダム」は、紺と白の2色の船体を夕日に反射させながら、ゆっくりと小樽港を横切り、石狩湾に出て行った。港外に出る時も長笛を鳴らし、小樽に別れを告げていた。
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