新型インフルエンザの対応確認 小樽港危機管理メンバー


minatoinfu.JPG 小樽港を抱え、港湾での新型インフルエンザ対策が問われる中、小樽港危機管理コアメンバーが、5月13日(水)、小樽港湾合同庁舎(港町5)に集まり、水際対策についての会合を開いた。

 同コアメンバーは、港湾の危機管理に必要な保安対策の検討や緊急時における連携などを行うため、関係機関によって構成されている。
 札幌方面小樽警察署長、札幌入国管理局小樽港出張所長、函館税関小樽税関支署長、北海道開発局小樽開発建設部小樽港湾事務所長、北海道運輸局海上安全環境部長、小樽市産業港湾部港湾室長、小樽海上保安部長の7名がメンバーとなっている。
 会合では、小樽検疫所の検疫衛生課試験検査室長が加わり、新型インフルエンザの現状、各機関における対策、発生した場合の対応・連携についてを確認した。
 小樽海保は、入港する外国船で、新型インフルエンザの疑いのある患者が発生した場合、巡視船で検疫所の担当職員を派遣し、患者を陸上に運び、病院への搬送を行うとした。小樽警察署は、検体を搬送する際の護衛を行うことを確認した。(写真提供:小樽海上保安部)
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