ロシア船員を大麻不法所持で逮捕 小樽海上保安部


hune.JPG 小樽海上保安部(港町5・村田織彦部長)は、5月30日、小樽港中央ふ頭4番バースに着岸中のロシア船籍「ANTON GURIN(アントン グリン)」(6,689トン・乗組員ロシア人25名)の甲板員を、大麻取締法違反容疑で逮捕した。
 同部によると、28日(木)、同部・小樽税関支署・小樽警察署の3機関合同で同船内を立入検査を行ったところ、居室から若干量の程度の大麻らしき植物を発見。小樽簡易裁判所裁判官の船内の捜索差押状の発付を許可を得て、船内の捜索差押を行い、甲板員のSAVOSTYANOV VITALY(サボスチャノフ ビタリー・31歳)のベッドの上から、ビニール袋に包まれた大麻1g弱を発見した。
 発見物と甲板員の尿の簡易鑑定の結果、大麻の陽性反応を示したことから、5月30日(土)14:16、大麻取締法違反(大麻不法所持)容疑で、同甲板員を通常逮捕した。
 また、同船の甲板上において、ビニール袋に包まれた大麻らしき塊を発見し、同時に捜査を進めている。
 容疑者は、容疑を否認しているという。(写真提供:小樽海上保安部)