ガソリン平均価格120円台に


 小樽市が小樽消費者協会に委託して実施している「生活必需品小売価格調査」の6月分がまとまり、ガソリン平均価格が120円台(1L)となったことが分かった。
 この調査は、同協会が毎月実施している。6月分は、市内の燃料・食料品の59店で25品目を調査した。

 結果、レギュラーガソリン(現金買い1L・セルフ除く)の価格が、110円から122円までの平均120.03円となった。これは、対前月比で7.7%上昇、対前年比では29.6%下降となっている。
 昨年は、急激な燃油高騰で、8月に平均価格が187.38円まで上昇した。この後、価格が下がり、12月には100円割れする店舗もあった。セルフでは、98円台のところも見られた。今年に入ってからは、多少の価格幅が見られたが、110円台となっていた。
 しかし、ここ最近、原油先物相場に投機資金の流入があり、原油価格が上昇し、石油元売り各社は卸価格の引き上げを行っている。このため、市内でも価格が上昇し、120円台となった。
 原油価格の今後の動向次第では、市内のガソリン価格がさらに上昇することもありそうだ。
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