「もっと知ろう!水のこと。」 市総合博物館講座


mizu.jpg 水の大切さやおいしさを学ぶ市総合博物館講座「もっと知ろう!水のこと。」(北海道コカ・コーラボトリング株式会社協力)が、6月28日(日)、 館内研修室で開かれた。
 講座は、午前と午後の2回実施された。「水の飲み比べ」や「水からジュースが出来るまでのDVD放映」、「小樽の水について」、「世界の水について知るクイズ」、「分別体験・エコバック工作の体験」などが行われた。
 午前の部には、小学3・4年生の親子21組・40名が参加した。コカ・コーラボトリングのスタッフから、小樽の地名の由来やコーラが出来るまでの話に耳を傾けた。
 「水の飲み比べ」では、軟水と硬水の違いを学んだ。子供たちは、1番と2番に分かれた 水を飲み比べ 「 1番の方が美味しい」、「2番の水は苦い」 と次々に感想を述べた。
 スタッフは、「1番は、軟水です。硬度29.1で、 喉にすっと 通って美味しい。日本でいつも皆さんが飲んでいるのが、このお水です。米や煮物など、素材を活かしたお料理が出来る。お茶の文化の発達も、この理由です。
 2番は、硬水です。硬度1,468で、フランスなどヨーロッパの水がこちらです。水の味が苦いので、煮物にしたりすると料理の味も苦くなります。なので、フランスはシチューや生クリームを使った料理が多いのです」と 説明した。保護者たちからは 、「へ~なるほど」と関心する声が上がった。
 「世界の水について知るクイズ」では、「地球は水の星、たくさんの水がある」や「日本人はアフリカの人よりも水を使っているか」 の問題に、 子供も大人も一緒に頭の上に○や×を作って 回答し、 水のことを熱心に学んでいた。