市経済動向調査 前年比較「悪化」した51.9%


 小樽商工会議所は、今年度の第1・四半期(4月~6月)の小樽市経済動向調査アンケート結果をまとめた。
 同調査は、同所が市内企業の協力を得て実施。対象企業は239社で、回答したのは145社。このうち、製造業43、卸売業14、小売業11、観光・サービス業34、運輸・倉庫業19、建設業24社となっている。
 全業種の前年同期と比べた今期の状況は、「業況」については、全業種平均で「好転」したとする企業が6.1%、「悪化」したとする企業が51.9%で、良いとした企業の割合を悪いとした企業の割合が大きく上回り、DI(ディフュージョン・インデックス 景気動向指数値)は▲45.7(前年4~6月 調査数値▲44.2)でDI比は1.5ポイントマイナス幅を拡大した。業種別にみると小売業、観光・サービス業、建設業におけるDI比はマイナス幅を縮小したものの、製造業、卸売業、運輸・倉庫業ではマイナス幅を拡大したとしている。
 A4版20ページに及ぶ同調査の結果は、商工会議所HPにアップされている。こちら