夕闇の手宮に浮かぶ 100歳のアイアンホース号 


ironlite1.jpg 北海道の鉄道発祥の地・手宮の小樽市総合博物館(手宮1)に、今年100歳を迎えた蒸気機関車「アイアンホース号」と、重要文化財の機関車庫1号がライトアップされ、夕闇に浮かび上がっている。
 このライトアップは、8月8日(土)からスタートしたアイアンホース生誕100年祭の行事。10日(月)から12日(水)までの3日間のバースティパーティーに併せて行われている。
 機関車庫の赤いレンガ色が夕闇の中にくっきりと浮かぶ。その車庫の中から、緑と黒の100歳の長老機関車が顔を覗かせている。ironlite2.jpg
 初日の8日(土)は、手宮地区をはじめ、市内各地から市民が足を運んだ。参加者たちは、館内の特設会場に集まり、ライトアップされた手宮の鉄道を物語る貴重な文化財を眺めながら、生ビールを片手に乾いたのどを潤していた。
 アイアンホース号は、普段は車庫の中で夜を過ごす、この3日間だけは、ライトアップされた違う顔を来場者に見せる。市内在住の男性は、「レンガの色がハッキリと見える。これはいいライトアップだ」と見入っていた。
 バースディパーティは、博物館の営業終了後の18:00からのため、入場は無料。飲食の屋台と軽快な音楽でのダンススペースも用意されている。
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