高島漁港に舞う追悼花火 



 「第22回 高島漁港納涼花火大会」が、16日(日)20:00~21:00、高島漁港で行われた。
 同花火大会は、高島地区にゆかりの、新盆の故人たちを偲んで毎年行われ、毎年大勢の市民が高島漁港を埋める。

 今年も詰め掛けた市民で会場は、満杯になった。故人を追悼するBGMが静かに流れる中、弁天島上空に花火が勢い良く打ち上げられた。漁港に投げ入れられた水中花火が、海面に美しい扇型を作った。
 道内一の長さと言われる約200mのナイヤガラが、弁天島を挟んで左右に流れると、見物客から大きな拍手が送られた。
 暑さを吹き飛ばすように、約3,000発の花火が夜空に舞った。
 お盆が過ぎると北の街・小樽の短い夏が終わり、一気に秋色が広がっていく。