「伊藤光湖チャリティーヴァイオリンコンサート」 


itomituko.jpg 市民センター・マリンホール(色内2)に、9月12日(土)、ヴァイオリンのしなやかな音色が奏でられた。
 これは、「伊藤光湖チャリティーヴァイオリンコンサート」(同実行委主催)。伊藤さんが、2003(平成15)年の花園小学校100周年を記念してコンサートを開いたことが縁で、「市内の子供たちとともに市民にも生の演奏を聞かせたい」と、翌年から年1回、このチャリティコンサートを開いている。
 6回目となった12日(土)のコンサートでは、ベートーヴェンやドビュッシーなどの曲とともに、自身で作曲した「レインドロップス ワルツ」の演奏も行った。演奏の合間には、作曲家が曲に込めた思いなどを解説し、クラシック音楽をより身近に感じさせる工夫を行った。
 約200人の聴衆は、生のヴァイオリン演奏に聞き入り、休憩時間に設けられた質問コーナーで、伊藤さんとの交流も楽しんでいた。
 伊藤さんは、英国ギルドホール音楽院在学中にパフォーマンス・ディプロマを取得。国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)に3回参加し、フランス・パリに住みながら演奏活動を行っている。毎年、このチャリティコンサートのほか、市内の小学校を回ってコンサートを開いている。今年は、8月に、望洋台小学校で演奏を披露していた。関連記事