建設予定の「東横イン」 プラン変更で着工延期


 株式会社東横イン(本社東京)が駅前中央通りに建設を予定しているホテルの着工時期が、内部のプラン変更などのため延期されたことが分かった。
 ビジネスホテルチェーン東横イン(澤田宗久代表執行役社長)の建設予定のホテルは、RC造の10階建34m(立駐棟36m)。敷地面積489.47平米・建築面積334.24平米・延べ面積3,212.24平米。2009(平成21)年11月30日の工事着工予定だった。
 しかし、8月7日に設置された標識では、高さや建築面積などの詳細が変更されるとともに、着工予定日も延期されている。高さは34.0m(立駐棟36.0m)から33.4m(同35.8m)、建築面積は334.24平米から334.48平米、延べ面積は3,212.24平米から2979.62平米、着工予定日は2009(平成21)年11月30日から2010(平成22)年1月26日へと変わった。
 これは、「ホテル内部のプランを変更したため」(株式会社東横インアーキテクト&デベロップメント)としている。
 同所には、ビジネスホテル「ホテルニューみなと」が建っていたが、2006(平成18)年に閉鎖。駅前第3ビルの再開発事業で、小樽市内に進出が決定していた東横インは、違法建築のが社会問題化したことで断念していた。しかし、2006(平成18)年6月に、同所の土地・建物を購入し、新たに駅前への進出を目指して2007(平成19)年から2008(平成20)年にかけて建物を解体していた。
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