勝納川沿いの福祉施設に一斉放水 秋の消防訓練


akinosyobokunren.jpg 『消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子』(全国統一防火標語)
 10月15日(木)10:30から、勝納川沿いの地域密着型介護老人福祉施設「ラポールなんたる」(若松2・旧池田製菓本社工場跡)で、小樽市消防署による秋の火災防御訓練が行われた。
 秋の消防訓練は、暖房など火気を使用する時季を前に、「火災の発生を防止し、痛ましい焼死事故や大切な財産の損失を防ぐことを目的」に実施されている。
 今年の訓練は、同福祉施設の3階一室から出火し、入居者2名が行方不明となっているとの想定となった。市消防署23名・7台、市消防団(4分団)3名、施設職員など8名の計34名が参加した。
 通報を受け現場に駆けつけた消防隊員たちは、建物内部に進入し、行方不明者の救助に当たった。救助者を救急車両に乗せて、車両が敷地内を走り去ると、今度は、ポンプ車からホースを伸ばし、一斉に建物上空に放水し、訓練を終えた。(写真提供:小樽市消防署)